五行の「金」感じにくい・・大音量で聴いてませんか?!

テレビや音楽など、
大きな音で聴かないと「物足りない・・・」
そんな事はありませんか?

ふだんは会話もスムーズで
“耳が遠い”訳でもないのに
音量をやたらと上げるという人は、
金が乱れているのです。

※ただし、耳そのものの病気や異常は、
水や木が関係します。

前回、金について
「秋は物悲しい季節」というお話をしましたが
“金”は情緒を司る“木”を剋(こく)します。

大音量でないと満足できないというのは、
金が乱れて情緒が乏しく、感受性が鈍いからなのです。

ただ音量が大きいだけなら、
たいした支障はありませんが
(せいぜい周りが迷惑なだけです

感受性が鈍くて“満足できない”というのは、
当然それ以外でも、、、
人生に対しても、
同じことがうかがえるのです。

こういった方は、心に空しさや“なげやり感”
持っている人が多く見られます。

金の五志が「憂い悲しみ」というのも、
五精が「魄」というのも理解できますよね。

「魄-はく-」とは言ってみれば死者の魂です。

なぜ悲しいのか・・・
それは“自分が感じないから”なのです。

・・・ん?映画かなんかで聞いたようなセリフですが・・・
ですから、人より人生がつまらない訳でも、
悲しいことが多い訳でもありません。
自分が人より、寂しく空しく感じているだけなのです。

もちろん感受性が鈍い=悪いという事では決してありません。

職業によっては、いちいち共感したり
感情移入していては
務まらないものもあります。
五行の働きとは吉凶一体ですからね。

ただ吉作用であれば、寂しさや空しさに
負けてしまう事はないのです。

もし今これをお読みくださっていて
「思い当たる」という人は、
ぜひ自然を意識して過ごしてみてください。

土の匂いや雨の匂い、水の音や虫の鳴き声、
夏の暑さや、冬の冷たい風・・・

そんな自然の生きる気配を感じる事で、
情緒は豊かに養われます。

そうすれば、いつもの何気ない日常の中にも
“大切なもの”や“喜ばしいこと”が必ず見えてきますよ。

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