四柱推命には十個の
変通星(通変)と呼ばれる星があります。
比肩・劫財
食神・傷官
正財・偏財
正官・偏官
印綬・偏印
これらは「星」と呼ばれるだけに
そういった星の下に生まれたような..
まるで運命や宿命のような..
そんなイメージがあるようですが
そもそも変通星(通変)とは?
命式の日柱の天干⇒「日干」と
それ以外の十干との関係のことです。
下記はよくある命式ですが
だいたいの四柱推命では
左側にある庚や己といった
五行(十干)をみません。
命式に記入すら
しないこともあります。
ですが、変通星という「星」が
あるわけではありません。
変通星(通変)とは
日干と十干の関係に
名前をつけたものなのです。
五行の生剋が変通星のもと
木火土金水の五行には
「生剋」と呼ばれる働きがあります。
木⇒火⇒土⇒金⇒水⇒木⇒・・・と
ぐるぐる巡る「相生」 木は土を、土は水を・・・と
対象の五行を抑える「相剋」 命の中心は「日干」で
日干の生剋が変通星なのです。
例えば日干が木(甲・乙)なら
自分が…
生む火(丙・丁)を「食傷」
抑える土(戊・己)を「財星」
自分を…
抑える金(庚・辛)を「官星」
生む(壬・癸)を「印星」
そう呼んでいるのです。
ということで ここでは
「◯◯星」といった
イメージは一旦白紙にして
日干の生剋を基本に
変通星(通変)の働きを
見ていきましょう。
ちなみに
食神と傷官や
正官と偏官など
陰陽が違うだけで
吉凶が変わるなどありません。
なので 食傷・財星・官星・印星としています。
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⇒「劫財」のホントの性格は?
・・・まだ続きます