五行象－「上に立つ人・人を育てる人のための占い」

先日、中学３年生の長男について
お母さんが相談に来られました。

その相談というのは、
「運」というのはあるんでしょうか？
息子は今、悪い時期なんでしょうか？
とうことです。

勉強もスポーツも真面目なお子さんで、
１年、２年と楽しい学校生活を送っていたけど、

３年になってからというもの、
クラス自体まとまりがない、

クラスで取れたはずの賞を逃したり、
イベントも盛り上がらない…など

せっかくの中学最後の年なのに
「つまらない」感じなんだそうです。

私もせっかくの青春なのに
なんだか可哀想に思ってしまいました😔

そして、そこには担任の先生の
指導力不足もあるようで、

大事な受験のときに大丈夫なのか･･と、
悩んでおられました。

さて、今回のお話は
個人の運勢というよりも、
「指導者」についてです。

個人の運勢はもちろん大切ですが、
ほとんどの人は、
その生まれ持った運勢をもって
社会に出ているわけです。

そこには先生や、上司、コーチなどなど
上に立っている人がいるのです。

指導者については↓でも書いていますので
ぜひ合わせてお読み下さい

⇒「日大・内田監督を占ってみた」

占いについては、
こんな事が言われています。

「君子のために説いたもので、
小人に説いたものではない」

本来の意味では、
君子とは身分の高い人
小人とは身分の低い人ですが、

そういう意味だけではなく、

君子が社長なら、小人は社員
君子が上司なら、小人は部下
君子が先生なら、小人は生徒など

上下の関係を言います。

「小人に説いたものではない」というのは、
環境は上にいる者に力が無ければ、

下の者がいくら志を高く持っても
環境を変える事ができない..という事。

それだけ、上にいる者の品格や力、
そして運勢が大事なのです。

力といっても、権力ではありませんし、
知識があればいいという事でもありません。

言ってみれば器？志？徳？でしょうか..

今日お伝えしたいことは、
どんな環境であれ、

上に立つ立場の人ほど、
占いを活用してほしいという事です。

・自分の持っている資質や性格
・いま巡っている年運
・そして、ならどうすればいいのか？
などなど…

君子がどうあるかで、
その環境が全く変わるということを、
重く考えてほしいな･･と願います。

先ほどのお子さんですが、
個人的な運勢を見ると、
今年が特別悪いものでもありませんでした。

環境を作る立場の人こそ
しっかりしないとダメなのです。

★おすすめ本★
古来よりリーダーの書とされた「易経」
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