先日、ある鍼灸師さんが
相談に来られました。
今の時代こそ
東洋医学を広めたいと
とても勉強熱心な方で
プロ意識も高く
口コミで遠方からも
患者さんがいらっしゃるそうです。
ですが、経営がなかなかキツイ・・
お金や経営について
相談に来られたのでした。
さて、下記は明治時代の易占いでの、
ある占例に書かれていたものです。
——–
深く学問を研究しても、
その内容が深ければ深いほど、
一般の人々には理解できない。
貴方が頑張れば頑張るほど、
人々は益々理解できなくなる。
これではまるで
井戸の底で穴を掘って
一人楽しんでいるようなもの・・
——–
これを聞いて、
五行象での「相気と財気」と
同じ話だな~と思いました。
相気とは「術」を習得する働き
財気とは「人・もの・お金」との関係
学問を追求したり、技術を高めるなど
本当のプロであるには
相気の働きが必須です。
大衆に認知されたり、売れる、
儲かる、人との関わりなどは
財気の働きが必須です。
「術」を極めることと、
「経営・商売」というのは
また別の話なのです。
いくら「術」を極めても
一人井戸の底で楽しんでいては
せっかくの知識も技術も埋もれたまま
ひとり山奥で修行するのが目的なら
それはそれで構いませんが、
経営をうまくいかせたいのなら
「財気」の働きが大切なのです。
ご相談の鍼灸師さんは「相気」が強く
「財気」はありませんでした。
なので、この井戸の話を伝えると
「確かに・・・😰」と
頭を抱えてらっしゃいました。
(だから、逆にいえば本当のプロ!
腕は確かなんですよね)
さて、そこで助けとなるのが、
年運でその財気が巡る時です。
1年運なら陰陽で2年間
10年運なら陰陽で20年間も巡ります。
先ほどの鍼灸師さんは、
10年運がすでに財気に入っています。
(だからエイッ!と開業できたのでしょう)
1年運のせいでその財気が
なかなか動かなかったのですが、
もう来年からは1年運も後押しし
きっとうまく動き出します✨
そう伝えると安心して帰られました🙂
「財気」の働きについては
また詳しくお話しようと思いますが、
簡単には、相手あっての事・・です。
自分のこだわりはちょっと置いておいて
相手が何を望んでいるのか・・
相手が知りたいことは何か・・
そう意識することも大切ですね😊
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