東洋思想では、私たちの感情は
「五臓より発す」と言われています。
嬉しい、楽しい、悲しい、腹が立つ・・
私たちは様々な感情を持っていますが、
それらは何処からともなく
沸いてくるのではありません。
感情というのは、
実は実は五臓から・・
身体からわき起こっているのです。
例えば五行の「土」は、
五情は「思」、五臓は「胃」です。
思慮を通り越し、
あれこれ思い悩むというのは、
土の乱れが原因で、
そんな人は、胃の辺りで気が滞り
不調を抱えています。
五行の「木」は、
五情は「怒」、五臓は「肝」
すぐにイライラしたり、
腹が立つのは「木」の乱れで、
肝臓のあたり・・右肋間痛や
脇腹が張ったりしています。
また、肝と筋は相関していますので、
足がつったり、
肩や首が凝っています。
そして、「五臓より発す」ということからも、
胃が不調だから思い悩み、
首が凝るからイライラする。
五臓の乱れが五情となり、
様々な心の状態を作るのです。
日々、色んな相談を受けますが、
例えば、失恋をすれば、
誰でも悲しいものです。
ですが、どれほど悲しいのかは、
人それぞれです。
何か辛いことがあっても、
どれほど辛いのかは、
人それぞれです。
その“それぞれ”というのが、
性格によるものではなく、
身体によるものなんですね
よく「心臓に毛が生えている」
という表現をしますが、
心(こころ)の強い人は、
実際に心臓が強いのです。
「木・火・土・金・水」という
天地の巡りがあらわす、
「肝・心・脾・肺・腎」の働きによって
私たちの心・性格が作られるのです。
私はいつも
「気持ちなんてどこにもない」
と言っています。
だってそうでしょ?
目にも見えないし
手にもとれません。
だからこそ、まずは身体が一番なんです。
イライラを沈めたいなら
木の「肝」を沈め
メンタルを強くしたいなら
火の「心」を強め
堂々巡りに悩むなら
土の「脾胃」を整え
悲しみに暮れるなら
金の「肺」を癒し
不安感が強いなら
水の「腎」を温める。
他にも様々な作用がありますが、
もし今、身体のどこかに不調があるなら、
まずはそれを整えてみて下さい
必ず“心”にも、
効果があらわれますよ
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