五行 心と身体「心、潤ってますか？」－体が乾くと心も乾く

すっかり涼しくなり
過ごしやすい季節になりましたね。

さて、秋といえば
五行では「金」です。

「金」は
季節では「秋」
時では「夕」
方角では「西」

そして
五臓は「肺」
五官は「鼻」
五主は「皮（皮ふ）」
主に呼吸器系をあらわします。

五声は「哭（泣く）」
五志は「悲」

そんな金が乱れると･･･
咳など、呼吸器系の疾患が出たり、
肺が冷えると水っ鼻がでます。

声は泣き声のようになり、
心には悲しみが表れます。

そして「金」が支配する秋は、
このような状態になりやすい季節なのです。

カラッと過ごしやすい分
五悪は燥ですから、
乾燥には注意が必要です。

金が乱れると
乾いた咳をし、皮膚はカサカサ･･

そんな状態になると
心だって同じなんですよ

まるで砂漠のように、
殺伐としてくるのです。

心と体は１つですから

「もし気持ちが乾いてるな･･」と感じたら、
ボディークリームを塗ったりして、
体を潤してみてください

また、「金」の五色は白ですので、
体を潤すには
白い食べ物が効果的です。

大根やレンコン、梨、豆腐、豆乳などなど
※もちろん秋の旬の食材もです。

肌が潤えば
心まで「ジュワーッと」潤ってきますよ

こんなことを言っても
「まさか～」と思うかもしれませんが、
本当に、心と体は１つなんです

不安感の強い人は、
必ず体（特に下半身）が冷えてますし、
逆に冷えることで不安感も強まります。

長距離走が得意な人は
心にも持久力があるので、
良くも悪くも「しつこい」人です。

まだまだいっぱいありますが、
手にも取れない心を「どうこうしよう」なんて
しょせんは無理な話

まずは目に見えている体の状態を、
改善するのが一番ですね

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