「木火土金水」の五行には、
それぞれが主る感情があり、
これを五志と呼びます。
嫌なことが起これば、
誰でも嫌な気持ちになりますが
この五志の偏りによって、
その捉え方は大きく違ってきます。
例えば、他人に何かヒドイ事を言われたとします、
木が強い人は、
ムカッとして、
とにかく腹を立てて怒るでしょう。
火が強い人は、
その意味を考えるでしょう。
土が強い人は、
ドーッンと石が乗ったように
思い悩むでしょう。
金が強い人は、
うなだれ、
深い悲しみに暮れます。
水が強い人は、
対人恐怖症になったり、
周りの人が怖くなったりします。
同じ出来事でも
これほど感じ方が変わるのです。
五志で嫌な感情を打ち消す
ですが五行には、
剋-こく-という働きがあります。
「木」の
腹が立つ!ムカつく!という気持ちは、
金の悲哀の気待ちで消えます。
「土」の
思い悩みの苦しい気持ちも、
木の怒の気待ちで消えます。
五志というのを知って頂き、
悲しいなら喜びを・・
腹が立つなら哀れみを・・と
少し意識するだけでも、
気持ちはずいぶんと楽になりますよ^^。
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