東洋占術で使われる十干ですが、
たとえば「火」について
「丙-ひのえ」は太陽とされ
明るく華やか
反対に
「丁-ひのと」はロウソクとされ
暗闇を照らすとか、人工の灯りとか・・
そしてそれによって、
「こんな人だ・・あんな人だ」と
性格について言われます。
また、「壬-みずのえ」にしても
海や大河とされ
だから海のように心が広い人
「甲-きのえ」は大木とされ
寄らば大樹の陰・・で、
周りに人が集まってくるなど
まぁ皆さん、好き勝手言ってますが😅
甲~癸までの十個の干は
植物の一生を表したものです。
そして十干とは、
本来は占い的な要素はなく
1日を数える数詞です。
私たちが1,2,3・・・
ひとつ、ふたつ、みっつ・・・
そう数えるのと同じく
甲、乙、丙・・・と振り当てた
ただそれだけなのです。
そして十個の干で十日を表し
それを「旬」と呼びます。
「上旬」「中旬」「下旬」
これで、ひと月を表すのです。
十干の本当の意味
甲-きのえ
甲冑、甲羅の「甲」
植物の珠芽やムカゴを表し、
冬芽がまだヨロイをかぶっている様子
乙-きのと
軋むの「乙」
植物が曲がりくねりながら芽を出し、
こすれ合う音を表します。
丙-ひのえ
炳(あきらか)の「丙」
葉が広がり張り出して、
形が明らかになった様子
丁-ひのと
壮丁の「丁」
盛んや強しを意味し、充実した状態を表す
また丁は釘(くぎ)の元となった象形文字で
釘を打つ・・・その成長が頭打ちとなった状態
戊-つちのえ
茂るの「戊」
植物が繁茂して旺盛な様子
己-つちのと
紀の「己」
筋道や正すの意味で、
生い茂った頃から収穫への筋道が整う意味
庚-かのえ
更の「庚」
更新や改まる。
また硬くなるの意味で、
実が殻に覆われ収穫できる状態
辛-かのと
新の「辛」
新しくなるという意味。
枯死した後にまた新しくなる様子
壬-みずのえ
妊の「壬」
「はらむ」の意味。
新しい命が始まった様子
癸-みずのと
揆の「癸」
測るの意味から、
新しい命が測れるほどになった様子
また「癸」は4枚刃のものが、
くるくる回転する様子の象形文字で
回る、回転する、
そして巡るという意味です。
これで十干が一巡したのです。
五行そして十干や十二支などには
本来の意味があります。
その「意味」を知ってこそ
本当の占いができるのです。
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