五行象－「話し方でタイプがわかる」電話の感じからだいたいの性格は分かる

漢方や鍼灸など
東洋医学に携わる人は、

その人の声や容姿を見れば
体のどこが悪いのかが分かり、

だいたいの性格なども
分かるものです。

それは、
“心と体は一つ”だからで、

私のところへご相談にいらっしゃる方も
予約のお電話での感じから、
だいたいの性格は分かります。

例えば気が漏れている人は、
たいてい声が大きく
ハキハキ話されます。

そんなに声は大きくなくても、
とても早口だったします。

吐く息・汗・エネルギーなどが
必要以上に出ているのです。

こういう方はやはり動きも多く、
せっかちで何かとバタバタしたり

あれこれ考えを巡らせたりと
忙しいのが特徴で
心身が消耗しやすい傾向があります。

「わかりました、わかりました」
「はい、はい、はい、はい････」と
言葉を繰り返す事も多く、

余分に話すことで
また消耗してしまうのです。

そして、悩みというのも
“焦燥感”からくるものが多く

枝葉はどうであれ、
根本はまるでお尻に火がついたように

「落ち着かない、イライラする」
といった事が原因なのです。

反対に、漏気がなく
気が滞っている人は、
たいてい声が小さく

ため息交じりというか、
吐き捨てるように話す傾向があります。

気のめぐりが悪く、
滞っている状態なので

気力がなかったり、
あっても体が動かないなど

まるで重たい石を背負っているように、
“おっくう”になりがちです。

そして、悩みというのも
“物事が渋滞”しているせいで、

「余計なことまで考えてしまう」
「無駄なものまで見えてしまう」など
なんでも溜め込んでしまう事から起こります。

他にも、様々な声や話し方の特徴があります。

それは五行という
一人ひとりの“金型”の
心と体の傾向なのです。