五行象-お金持ちとはかぎらない?財多身弱は富屋の貧人

四柱推命では
財が多く身弱の相を

「財多身弱-ざいたしんじゃく」と言います。

そもそも財とは?

日干が木なら土
日干が火なら金
日干が土なら水
日干が金なら木
日干が水なら火

というように
剋す相手を財とします。

剋(こく)すとは?

自分が抑える・支配する
コントロールする・手中に収める…
などの働きをあらわし

財とは、自分が自分の意志で
働きかけるものです。

さて、この財ですが
四柱推命では「正財・偏財」
あわせて「財星」と呼び

算命学では、「禄存・司禄」
五行象では、「財気」と呼びます。

東洋占術はすべて干支歴をもとに
その人の五行を出しますので
名称は違いますが、本来働きは同じです。

さてさて、
まず「財多身弱」とは

日干が弱いのに、
財が多い
命式をいいます。

ということは
自分に剋す力がない
コントロールしきれていない・・
そんな状態なのです。

そして「富屋の貧人」とは
大きな家に住んでいるのに
中は貧相なものばかりとか

羽振り良くしているけど
実際は借金まみれだとか…

そのほか、実際に大金持ちなのに
ケチで使い方を知らないなど

挙げればキリがありませんが
お金持ちなのに中身は貧人

それが「富屋の貧人」なのです。

日干=我が身が弱いのに
財が多い状態は
自分でコントロールしきれず

反対に、財に振り回され
健康運を損なったり

また、財とはお金だけでなく
「人・もの・お金」なので

人に振り回されたり
アドレスには何百人もいるのに
いざという時に誰も来てくれない・・

そんな風に
財が活かされません。

「財多身弱」になる人は
財を取捨選択することが一番です。

「人・もの・お金」という財を
自分なりに活かしていきたいですね。

ちなみに、我が身が「火」の人は
来年・再来年と1年運で財が巡ります。

もともと「財多身弱」でない人も
年運によってそうなる場合がありますので

自分にとって必要なものを
しっかりと選択したいですね😌


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