四柱推命「食神・傷官」のウソ①ー「食神・傷官」の本当の性格

以前、「劫財」について書いたところ
大変反響を頂きましたので

⇒四柱推命「劫財-ごうざい-」の本当の性格は?

今回は「食傷-しょくしょう-」と言われる
「食神-しょくじん-」と
「傷官ーしょうかんー」について
解釈の間違いを書きたいと思います。

まず「食傷」とは?

五行には
「木火土金水木火土金水・・・」と
順に巡る働きがあり、
それを相生といいます。  


そして「食傷」とは
日干が「木」なら「火」
日干が「火」なら「土」
といったように

日干が生む五行のことで  



●日干と陰陽が同じなら「食神」

 

●日干と陰陽が反対なら「傷官」となり



合わせて「食傷」と呼ばれています。

「食神-しょくじん-」について

「食神」といえば「食の神」と解釈され
「一生食いっぱぐれがない」
「衣食住に困らない」などなど

四柱推命きっての吉星とされています。

ですが・・本当なんでしょうかね?

だって、もしこれが本当なら
誰だって「食神」を持って生まれたい訳で

まるで親が長者なら子も長者といった
生まれ第一の身分制度が
運勢にまであったら
たまったもんじゃありません😓

「食神」は、決して吉星でも
もちろん凶星でもありませんし、

衣食住を表す星でもないのです。

「傷官-しょうかん-」について

「傷」という字から
傷つきやすいく繊細でデリケート

また「傷」という字から
相手をも傷つけるとされています。

特に女性は「傷官美人」と言われ
性格がキツく冷たいけど美人

「官」を傷つけることから
「官」=夫を傷つける・・
ゆえに結婚運は良くないと言われます。

「傷」ということから、
事故や怪我にも遭いやすいそうで

「食神」とは逆に
凶星の代表と言われています。

ですが・・これも本当なんですかね?

同じ日干が生じる五行なのに
陰陽が逆になるだけで
これほど吉凶が違うのでしょうか・・

「傷官」も凶星でなければ
もちろん吉星でもないのです。

コメント

  1. 高橋美江子 より:

    こんにちは。私は、食神が元命です。疑問に感じていたことがわかりました。ほとんどの人が、家もあり、食べて、服きてます。私は、自分の気持ちに正直な方です。当たってます。

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