占い 五行-「十干の相性」-甲(陽木)と他の干との相性

甲(陽木)と甲(陽木)の関係

これは「双木林をなす」と言われ
同じ木が連なり
林となる様子を表します。

よく二本の木がくっついて
一本になった木を
「縁結びの木」
とされることがありますが
その通り、基本は良い相性です。

同じ五行同士は
「兄弟星」といわれ

陰陽も同じこの関係は
まるで双子のイメージで

考えや好み、感覚などが似ていて
気を使わない相手でしょう。

ただ良いときはピッタリ合いますが
悪いときは似ているがゆえに
ぶつかり合うこともあります。

特に、互いに甲が強い場合など
悪くなる傾向があります。

甲(陽木)と乙(陰木)の関係

これは「藤蘿甲を繋ぐ」と言われ
藤のつる(乙)が大木(甲)に絡んで
上へと伸びていく様子を表します。

同じ五行同士は
「兄弟星」といわれますが

陰陽が違う場合は、同じ兄弟でも
陽が兄、陰が妹のイメージです。

甲の兄が、乙の妹を助ける相性で
乙にとっては、とても良い相性ですが
甲にとって乙は助けにはなりません。

特に、甲が弱い場合は
十分に助けられず
共倒れとなる場合もあります。

甲(陽木)と丙(陽火)の関係

これは「青龍首を返す」といわれ
良い関係を意味します。

「木」は方角では東、色は青で
青龍とは四神の一つ
東の守り神です。

その守り神が、
首を返してこちらに戻ってくる..

甲と丙の相性は
幸運が訪れるとされています。

ただし、この場合も
水の多い甲だと吉ですが
火の多い甲だと凶となります。

甲(陽木)と丁(陰火)の関係

これは「薪有りて火有り」と言われ
とても良い関係をあらわします。

甲という薪が焼べられて
丁が燃え続けられるので

この関係は
丁にはこの上ない相性ですが
甲にとって特に利得はありません。

また、甲が弱すぎる場合は
丁はより甲を弱らせますし、
水の多い甲では、役に立ちません。

丁が強すぎる場合も
甲を弱らせ凶となります。


甲と戊~の相性については
追ってupさせて頂きます。

さて、このように一口に相性といっても
強弱など様々な条件があり
決して一概には言えません。

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